SRT / NDI / HLS / RTSP / RTMPを入力しSDI出力できるIPトランシーバーStreamHub

公開日:2021/08/04最終更新日:2023/11/22

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コロナ禍により、リモートプロダクションは大きく進展しました。
現場で作業する人数を、いかに少なくして運用していくかという話が増えています。
その中でインフラコストの問題も発生してきています。安定性の高い・帯域補償している回線はコストが高くなり、単発での使用はまだしも日常的に使用する場合はランニングコストの問題が発生します。

その中で低価格で汎用性の高いアンマネージドネットワーク(管理されていないネットワーク)を利用することはコスト的に大幅なメリットがあります。ただし、今度はベストエフォートのため、回線が安定しないという問題があります。

近年はそのようなアンマネージドネットワークで使用されることを前提としたプロトコルも出てきています。

StreamHub(ストリームハブ)はAVIWEST社のトランスミッターシリーズに対するデコーダー・レシーバーでした。しかし、それは以前までの話です。(※2023/11/20追記:現在AVIWEST StreamHubはHAIVISION傘下の製品となっております)
現在はそれだけに収まらず様々なプロトコルでの映像入力を可能としています。

そして、それらをSDI出力することができます。現在、映像を伝送する様々なプロトコルが存在する中で、その多くをカバーできるという大きなメリットがあります。

すごーくざっくり言いますと、

「だいたいのプロトコルが入力できて、SDIで出力できる」

ということです。

また、入力だけではなく様々なプロトコルでの出力することができます。
ではStreamHubがどのようなものか見ていきましょう。

 

1.IPトランシーバー”StreamHub”の概要

まずはStreamHubの基本的な機能をご紹介します。

1-1. StreamHubの外観

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1RUのサーバーになります。以前は上位機種は2RUというものもありましたが、現在は全て1RUとなっています。

1-2. StreamHubのGUI

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これがStreamHubのGUI、ユーザーインターフェイスです。
通常ダッシュボードと呼ばれる表示画面となっており、現在どの入力チャンネルに何が入力されているか、ステータス、出力がおおまかに一望できます。

1-3.入力チャンネル

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StreamHubの最大入力チャンネル数は16となります。最初から16台同時接続することができます。(その分、回線の帯域等は注意する必要があります)
各入力チャンネルをクリックするとその入力チャンネルに関する詳細な情報が表示されます。特にHAIVISION(AVIWEST)のトランスミッターと接続している際はトランスミッターの様々な情報や、上限ビットレートの変更、遅延の変更をこの画面で変更することができます。また、グラフでビットレートが常に表示されているのでどのような変化が起きているかがすぐにわかります。

1-4.SDI出力

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一番右は出力となります。入力も出力もサムネイル表示されますのでどの入力ソーズがどの出力へアサインされているかも一目瞭然です。またSDI出力に関しては入力のサムネイルをドラッグ&ドロップすることで、希望の入力ソースを簡単に出力にアサインすることができます。

後述するIP出力もSDI出力と同じく右側に表示されます。

2.オプション(ライセンス)

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最初に書いたように、StreamHubは様々なオプションが存在します。今回はその中でIP入力ライセンス・IP出力ライセンスについてご案内します。

2-1.IP入力ライセンス

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StreamHubの一つの大きな特徴として、このIP入力ライセンスがあります。
これは、本来HAIVISON(AVIWEST)のトランスミッターからのみ受信できるSST(Safe Streams Transport)というプロトコル以外にも様々なプロトコルを受信することができるようになる機能です。

  • TS/IP
  • RTSP/RTP
  • RTMP (Push, Pull)
  • HLS
  • SRT(Caller, Listener)

これらのプロトコルに対応していれば、StreamHubで受信することができます。
1つのIP入力ライセンスでこれら全てを最大16入力までいくつでも入力することができます。
ですので、拠点AからはHLS、拠点Bと拠点CからはSRTで受信、さらに3台のHAIVISION(AVIWEST)のトランスミッターから映像を受信、ということも簡単です。

この他に最近NDIに対応したライセンスも発表されています。こちらは1入力につき1ライセンスという形式になっています。

これらを受信し、SDI出力ができるので、このプロトコル用にこの機器を、別のプロトコル用に違う機器を…とそれぞれ用意する必要はありません。
StreamHubが1台あるだけでそれらをまとめてカバーすることができます。

例えば…

  • 海外からHLSで送られてくる映像の受信に
  • SRT対応エンコーダーからの映像の受信に
  • 監視カメラからのRTSP映像の受信に

SDI出力は現在最大4出力ですが、今後は出力数を増やすことがメーカーより発表されています。

2-2.IP出力ライセンス

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IP入力ライセンスと同じプロトコルで出力することができるライセンスです。
こちらは1出力につき1ライセンス必要となります。また、NDI出力ライセンスに関しては別の専用ライセンスとなります。

同じ入力ソースを違うプロトコルで出力、さらにSDI出力することもできますので、RTMPで入力したソースをもう一度RTMPでストリーミングサイトに伝送しつつSDI出力することもできます。

 

まとめ

StreamHubは以前はDMNG Studioという名称でした。それがStreamHubという名称に変わり、大きく進化しました。
今では、ただのレシーバーではなく文字通りストリームのハブとなる製品となっています。
近年の情勢により、ネットワークの事情は大きく変化しつつあります。
その中で、柔軟に対応することができるStreamHubを一度お試しください。

デモ機ございますので、ぜひお問い合わせください。

 

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