evertz XPS 複数のストリーミングプロトコルを1台でサポート

公開日:2021/07/08最終更新日:2021/08/18

今回は、テクノハウス取り扱いメーカーevertzの新製品、リアルタイムストリーミングプラットフォームXPSのご紹介です。

リアルタイムストリーミングプラットフォームXPSとは?

まずはじめに、XPSとはどんな製品なのでしょうか?
ひと言で言えば、超低遅延かつ放送品質のストリーミングプラットフォームです。
以下に主な特徴を3つご紹介します。

1. 1台で最大4チャンネルの信号のエンコード/デコードが可能

最大で3G-SDI x 4または4K x 1をエンコードまたはデコードすることが可能です。
例えば、

XPS-EDGE-1E-STRM
UHD/3G/HD/SD-SDI to IPシングルチャンネルビデオエンコーダー

 

XPS-EDGE-4E-STRM
3G/HD/SD-SDI to IPクアッドチャンネルビデオエンコーダー

 

XPS-EDGE-2E2D-STRM
3G/HD/SD 2×2チャンネルビデオエンコーダー/デコーダー etc.

 

の製品ラインナップがございます。

 

2. H.264、H.265/HEVCに対応

1つの筐体で2つのコーデックに対応しています。

 

3. SRT、Zixi、RTMPを標準でサポート

従来のMPEG-TSに加えて、低遅延でセキュリティの高いSRT、Zixiプロトコルを標準でサポートしています。
これにより公衆回線を使用しての伝送が可能になるため、回線使用に関するコストを削減することが出来ます。
また、RTMPで直接ストリーミングプラットフォームにアップロードすることも可能です。

SRT-zixi_2021

 

XPSのハードウェア

次はハードウェアについて見ていきましょう

XPS-1_202107

信号の入出力用に4つのHD-BNCコネクターがあります。
写真の向かって左側は電源コネクターです。ACアダプターを接続し、電源を供給します。

 

XPS-2_202107
こちらのスタンドアローンタイプXPS-EDGEはシングル電源ですが、今後リリース予定のMIO-XPSや5782XPSはデュアル電源のモデルです。

 

XPS-3_202107
反対側にはSFPのケージとイーサネットのポートがあります。
SFPのケージはトランク用で、UDP、RTPを使用して信号を伝送する際にはこちらのケージを使用します。
向かって右はコントロールポートです。SRTやZixiでの伝送の際には、こちらを使用します。

 

 

アプリケーション

以上の特徴を踏まえて、XPSはどんな場面で使用することが出来るのでしょうか?
代表的なものとして、リモートプロダクションが挙げられます。

XPS-Encoding Streaming Platform_Handout
上記の図は、“AT-HOME TALENT”及び”VENUE”からの映像は”BROADCAST CENTER”に送られ、”AT-HOME OPERATOR”は”BROADCAST CENTER”の機材をリモートで操作し、放送が実現されていることを示しています。
4つの拠点にはそれぞれXPSが存在し、エンコーダーまたはデコーダーとして機能しています。
“VENUE”と”BROADCAST CENTER”の間は専用線で、それ以外では公衆回線を使用して信号のやり取りをしています。
公衆回線ではSRTやZixiを使用し、信号のセキュリティーを確保しながらも低コストでの運用を実現
専用線ではUDP、RTPを用いて、超低遅延の伝送を実現することが可能です。

その他のアプリケーション

リモートプロダクション以外にも下記のようなアプリケーションが想定されます。

  • 4K映像のリモートコントリビューション(集信)
  • リターンフィードの監視 etc.

まとめ

このようにevertzのXPSは低遅延で高品質な映像の伝送を実現するストリーミングプラットフォームです。
1つの筐体で最大4チャンネルの信号のエンコードまたはデコード出来るコストパフォーマンスの高い製品です。
また、標準でSRTやZixiなどの低遅延でセキュリティ性の高いプロトコルをサポートしており、よりコストの低い公衆回線を使用した信号の伝送を実現します。

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