スケーラー機能とは? イベント&エンターテインメント業界では欠かせない機能

公開日:2019/04/05最終更新日:2021/10/19

ImagePRO-4K

大型のライブイベントや常設システム、Pro A/Vといった業界の機材ではよく使われるスケーラー機能。
近年では映像関係者の方でも映像出しの案件で携わることも多いようで需要が高まっています。

 

イベント&エンターテイメント業界におけるスケーラー機能とメリット

近年、映像に関わる機器は、異なるビデオ信号フォーマットや解像度を扱う機器が混在しています。
そのため、映像システムでは、PC、旧型のビデオテープ、解像度の異なるカメラ、およびスマホなどのモバイル機器などのいくつかの入力ソースを組み合わせた使用が想定されることが増加しています。

 

 

スケーラー機能とは
様々なソースを入力する機会が増えている

 

 

そして、ディスプレイ側では、広範囲のビデオ解像度は受け入れられないのが一般的です。
これらのさまざまな入力ソースをシステムに組み込むときに、スケーラーを使用し、ディスプレイ機器のネイティブ解像度に変換すると、最大限の効果を発揮することができます。
様々な入力ソースを適切な解像度で出すための機能がスケーラー機能です。

 

 

 

(左)適切化しなかった解像度の画像 (右)スケーラーした解像度の画像

画像引用:wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Image_scaling#/media/File:2xsai_example.png

 

 

 

スケーラーが担う機能

アップスケーリング/アップコンバート・ダウンスケーリング/ダウンコンバート

低解像度から高解像度への変換プロセスは、ビデオのアップスケーリングまたはアップコンバートと呼びます。
古いビデオ(NTSC480i)など低い解像度の映像をHD対応ディスプレイなど高解像度ディスプレイにそのまま表示しようとすると、約34万画素の少ない画素を引き伸ばして約210万画素にする事になるため、映像のボケや色にじみなどが発生します。優れたスケーラーを用いると、様々な画像処理のアルゴリズムを組み合わせて、画像の細部を補間し、違和感のない画像を生成することができます。

 

また、高解像度から低解像度への変換プロセスは、ビデオのダウンスケーリングまたはダウンコンバートと呼びます。
この場合は逆に、多い画素を圧縮・削除して少ない画素を生成しなければならないため、情報の欠損が起こります。このとき、どの情報が冗長でどの情報が重要であるかを見極めた上で画素の圧縮・削除を行い、違和感のない画像を生成することが求められます。高機能なコンバーターを利用すれば、細部の損失を最小限に抑え、元の解像度を下げたときに可能な限り最高の画像を提供することが可能となります。

 

 

スケーラー機能を有した製品(テクノハウス取扱製品)

BARCO/ImagePRO-4K

 

ImagePRO 4K-043close disp-content jpg

 

ImagePRO 4K は、最高品質の信号を遅延なく簡単にスケール、変換、切り替えることでさらに先へと進み (4K、4:4:4、60p、10 ビット)、故障が発生する前に効果的に異常を解決します。

最新 I/O コネクタにより HDMI 2.0、DP 1.2、3G-12G SDI をシームレスに変換。

 

BARCO/PDS-4K

pds-4K_barco_3

 

PDS-4Kは、高品質な4K,12ビット処理に対応したAthenaTM スケーラーによって、シングルスクリーンとデュアルスクリーン間をシームレスに切り替えをすることが可能です。
また、オプションカードを追加することによって、Dante® オーディオにも対応します。
PDS-4Kシリーズには、PDS-4KとPDS-4K SDIの2つのモデルがあり、PDS-4Kは、6つのHDMI2.0入力と4つのHDMI2.0出力および、マルチビューアー用に1つのHDMI2.0出力を搭載しており、PDS-4K SDIは、PDS-4Kに2つの12G-SDI入力、4つの12G-SDI出力が追加となります。
また、PIPレイヤーを使用して同時に最大2つのライブ入力をメイン出力上に表示させることによって、効果的な演出をすることが可能です。
最大2つの独立した4K出力が可能で、ソース間のシームレスな切り替えが出来ます。
4K60Hzで2フレームと非常に低い遅延となっています。
Event Master Toolsetでの操作が可能なだけではなく、サードパーティー製の制御デバイスからの操作も出来ます。

 

 

Calibre/LEDViewシリーズ

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LEDView770は、Calibre社が独自に開発した業界トップクラスのHQUltra 4K 画像処理技術に基づいた、LEDビデオウォール専用のイメージスケーラーです。HQUltraのスケーリングは、低遅延ビデオ処理技術でこのクラス最高のイメージクオリティを提供します。

独自のLEDビデオウォール・最適化スケーリングアルゴリズムを用いて、すべてのソースをLEDビデオウォール上のパーフェクトな画像位置へと合わせるために、ピクセル精度でのサイズ調整ができる特別なLEDモードがあります。

“HQULtraFast”入力チャンネル切換えの機能により、0.25秒以下での入力チャンネルの切換えが可能です。

デジタルフォーマットだけでなく、従来のアナログの信号も、すべて高品質でサポートします。

 

 

tv ONE/C2-2855 CORIO®2ユニバーサル・スケーラー

C2-2855_tvone_technohouse

tvONEのC2シリーズは、通常のスケーリング機能・フォーマットコンバーター機能に加えてPIPによるビデオレイヤー機能やルミナンスキーやクロマキー等のキーイング機能も搭載している多機能スケーラーです。
ビデオレイヤー機能では別途でロゴや静止画をダウンロードしたものを載せることも可能です。
これらの機能によって加工した映像は最大12個までプリセットを保存することが可能で、スイッチングによる切り替えが出来ます。
他にもゲンロック機能、オーディオエンべデット/ディエンベデッド機能も搭載している為、放送や制作の現場にも応じた品質を提供出来ます。
C2シリーズは入出力サポート信号の違いによって3種類のモデルをラインナップしており、お客様の希望に応じて選択いただくことが出来ます。

 

 

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