DHD.audio・sonifexの導入事例 エフエム山口様

公開日:2014/07/21最終更新日:2023/06/13

エフエム山口(以下敬称省略) ラジオ第2スタジオにドイツDHD.audioの 52/SXを導入して頂きました。
生放送対応の収録スタジオで、ワンマン収録(放送)を行うスタジオとなっています。

 

ミキサーレイアウト

 

52/SXバンドルセットをベースに、フェーダーモジュールを追加して、16フェーダーのミキサーを構成しています。

 

 

 

ラックレイアウト

 

 

ミキサーテーブル横のハーフラックに、I/O BOXと単体機器を実装しています。

この他に、ミキサーテーブルの下に、XS Core(DSP)が実装されています。

ワンマンスタイルの収録を行うため、アナウンサーにミキサーの操作の負荷を感じることが無いように、シンプルな操作面の作りこみを行い、基本的にはミキサー面だけの操作で放送が行える用になっており、その他の細かな設定については、専用の操作面(TFT画面)を通常の画面とは別に作り込み、必要な時のみ表示されるようにしています。

 

 

 

その他周辺機器

バンドルセットを使用しているため、I/Oの数に限りが有り入力数が足りなくなってしまいました。入力数を増やすために、Sonifexのソースセレクター「RB-SS10」を使用して、インプットセレクターをミキサーの入力に追加しています。

 

このソースセレクターは外部からの制御で入力の切替、また外部リモート用の制御の切替が行えるので、ミキサー側からセレクターの素材を切替え、フェーダースタートの制御も同時に切替えて単体制御を行えるようになっています。

さらに出力用の分配は、SONIFEXの分配アンプ「RB-DA6G」を使用。テレホンハイブリッドは、1回線DSPタイプ「DHY-03S」を使用しています。

 

 

 

FU BOX(カフボックス)も小型レバータイプの物を採用しています。

 

 

 

FU ON/OFF、ON AIRランプ、CUEランプ、BTスイッチの必要な機能をまとめたシンプルなFU BOXです、電源は外部または、制御コネクターから供給ができ、DHD.audioのミキサー以外のシステムでの使用も可能となっています。