カスタマイズミキサーDHD 52RX導入事例-エフエム富士様-

エフエム富士 Vividスタジオに、DHD52/RX 12Fadersを導入しました。
Vividスタジオはエフエム富士のサテライトスタジオで、生放送、収録番組と稼働率の非常に高いスタジオです。その為工事期間を長く取ることができず、旧設備に撤去、空調の更新、スタジオ機材の更新がほぼ1週間という短いスケジュールで行いました。

 

 

更新前

 

 

 

 

アナログミキサーを中心に左右に再生機や録音機などを配置していたが、機材の更新でスペースが確保できず、ラックの上やミキサーの上などに機材が溢れてしまったいました。

 

 

 

 

更新後

 

更新前に操作感を残しつつ、ミキサーの左右に再生機や録音機を配置し目線の高さまでに機材をまとめることで、CDの入替えやDAWの操作をする時に、横に手を延ばすだけで自然な操作が行えるようになりました。更に高さを抑えることでアナブーストの視界も大きく開けています。

 

 

 

 

 

 

52/RX 12Faders

今回導入した52RXミキサーは新しくなったXC2 Coreを採用していて、TFTディスプレイのフルカラー化に対応し、これまで以上に画面のデザイン機能が強化され見やすく操作のしやすいディスプレイを作ることが出来るようになりました。
ディスプレイにはPNGデータを表示することが出来るのでロゴを表示する事も可能になっています。
新しくなったのはディスプレイだけではなく、機能面の強化やDanteの標準対応、AUTOMIXも標準搭載しています。
AUTOMIX機能は複数マイクを常時ONにした場合に、狙ったマイク以外から回り込む減少を防ぐことができます。ミキサーが自動的にフェーダーを絞るような処理をするので、AGCの様な不自然な音声レベルの変化を防ぐことができます。この機能は海外メーカーのミキサーでは導入が進んでおり、国内テレビ局では既に運用で使用されている局も有るようです。

 

 

 

アナブース

限られたスペースを有効的に活用し、4人が机にむかうことが出来るように壁のカーブを利用したテーブルを作成しています。
モニター系統はメイン2系統ゲスト1系統に分かれていて、ミキサーからのトークバックを系統ごとに行うことが可能です。

 

 

 

 

Vividスタジオは短期間での工事を終え、引渡し直後から生放送を開始しました。通常であればしっかりとしたトレーニング期間を取って運用の切替を行うことが多いのですが、運用スタイルを考え直ぐに使えるようにレイアウトを揃えただけでなく、ミキサーの操作感も全てカスタマイズして作り上げたので、簡単な操作説明だけで生放送を始めることができています。DHDのミキサーは新しいデジタルミキサーを入れると言う、大幅なシステム変更だけではなく、これまで使い慣れた操作感を再現しつつ、新たな機能を何気なく追加していくことが出来る、そんなユーザーに優しいミキサーです。アナログミキサーの様な自由なカスタマイズが行えるデジタルミキサー、それがDHDのコンセプトです。

 

 

システム施工:テクノハウス
テーブル他木工:ASX
工事:テクト