Flare 48M30-CX/オーバー8Kカメラ
IO IndustriesのFlare 48M30-CXは、高度なCMOSイメージセンサを使用したIO Industriesの高性能な8Kカメラです。CMV50000センサーによる有効解像度は最大7920×6004で、その大きさまでの自由な解像度が設定できます。さらにこのセンサーは非常に柔軟なフレームレート設定が可能です。複数のROI設定(最大10個)により、さらに高いフレームレートでの標準解像度出力カメラとしても使用できます。
製品特徴
・グローバル・シャッター・センサー
Flare 48M30-CXで使用されるCMV50000センサーは、パイプライン方式のグローバルシャッターを特長としています。この方式では、前フレーム読み出し中にフレーム内の各ピクセルを同時にキャプチャーするため、移動歪みやフラッシュバンド現象が原理的にありません。
・ハイスピードデジタル出力
毎秒数百メガバイトのデータを生成するセンサーには、このストリームにアクセスする方法が必要です。Flare 48M30-CXはインターフェースにCoaXPressを採用しており、フレームグラバーや光ファイバー延長機などの使用、あるいは、DVR Express Core2MAXなどの非圧縮SSD収録システムが選択できます。
・低電力、低熱、低ノイズ
画質に最も影響を与える要因の1つはノイズであり、Flare 48M30-CXは、さまざまな方法で対策を施しています。ノイズの主な原因の1つはセンサー温度です。温度の影響を最小限に抑えるため、消費電力は7.5W未満で、ほとんどの発熱はヒートシンクとして機能するオールアルミシャーシを通して空中に対流放散されます。
・複数のレンズマウントオプション
35mmフルフレームセンサーを備えたFlare 48M30-CXは、現在入手可能な多くのレンズタイプが使用できます。このような高解像度を備えた他のセンサーは、一般的な35mmフルフレームサイズを超えることが多く、高価な大判レンズを必要とします。Flare 48M30-CXにはNikon F、Canon EF、M58×0.75などのレンズマウントが用意されています。
製品仕様
・センサーサイズ (H×V)
7920×6004 (47.5MP)
・フレームレート (最大解像度)
30.9 fps
・光学フォーマット
35mm フルフレーム (45.7mm対角)
・センサータイプ
グローバルシャッターCMOS
・センサーオプション
モノクロもしくはカラー (Bayer)
・Pixelサイズ
4.6 x 4.6 μm
・ダイナミックレンジ / 感度
64dB, 4V/lux.s
・出力設定
1/2/4 links at 2.40Gbps (CXP-2), 3.125 Gbps (CXP-3), 5.0Gbps (CXP-5) or 6.25Gbps (CXP-6)
・Bit深度
8/10/12-bit
・Multiple ROI
10個までの独立したwindow
・露出制御
Trigger, シャッタースピード, 自動露出
・イメージ調整
Black level, row and column-based FPN/PRNU, bad pixel replacement, flat field correction
・色調整
オートホワイトバランス (tracking / manual), programmable LUTs
・カメラ制御
GenICam / Flare Control software
・大きさ
79.7mm×79.7mm×78.0mm (W×H×D with F-mount)
・レンズマウント
F-mount, M58×0.75, Active Canon EF
・重量
610g (with F-mount, no lens)
・電源
7.9W, 7-26V DC via Hirose 12-pin もしくは 24V via PoCXP
・その他の I/O (Hirose 12-pin)
TTL-level trigger input/output
・運転温度 / 湿度
-30°C to 45°C, 20-85% (結露無き事)
・保存温度 / 湿度
-40°C to 85°C, 10-90% (結露無き事)
対応製品・オプション
- DVR EXPRESS CORE 2 MAX
収録時間計算機「Frame Rate Calculators」 http://www.ioindustries.com/calculator/framerate/
「FLARE +CX」から48M30CCXを選択し、リンク数と接続スピード、解像度を入力してください。