PREFEXは一台でFPGAコアを二つ搭載しており、コア一つにつき以下のアプリケーションを一つ搭載することが出来ます。
これによりPREFEX一台でゲートウェイアプリケーションとマルチビューワーアプリケーションの混在や
同じアプリケーションを搭載することで大容量の処理能力を備えた単一のエッジデバイスとして機能させることが出来ます。
ゲートウェイアプリケーション
– 32ch × 3G-SDI ⇆ ST2110
– 16ch × 12G-SDI ⇆ ST2110
– FS機能付き 32ch × 3G-SDI ⇆ ST2110
– FS機能付き 8ch × 12G-SDI ⇆ ST2110

マルチビューワーアプリケーション
– ST2110：3G × 64ch入力 または 12G × 16ch入力 / 1080p × 8ディスプレイ出力 または UHD × 4ディスプレイ出力
– ST2110：12G × 24ch入力 / 1080p × 8ディスプレイ出力 または UHD × 4ディスプレイ出力
– ST2022：3G × 64ch入力 / 1080p × 8ディスプレイ出力
– SD~12G-SDI：32ch入力 / 1080p × 8ディスプレイ出力 または UHD × 4ディスプレイ出力
– JPEG-XS：4K × 24ch入力 または 8K × 12ch入力 / UHD × 2ディスプレイ出力
– JPEG2000：3G × 32ch入力 / 1080p × 2ディスプレイ出力

UDXアプリケーション（アップ・ダウン・クロスコンバート）
– 3G SDI または ST2110：32ch プロセス × UDX + HDR変換 + カラコレ機能 + FS機能
– 12G SDI または ST2110：16ch プロセス × UDX + HDR変換 + カラコレ機能 + FS機能

ネットブリッジアプリケーション
『ルールの異なる二つのシステム間のオーディオの互換性を保証するためシームレスにブリッジングします。』
– オーディオグルーミング：16ch/1stream ⇆ 8ch /2stream ⇆ 4ch/4stream + シャッフリング機能
（ビデオとアンシラリーデータはパススルーします。）

入力

• 入力数：64
• コネクタタイプ：HD-BNC
• インピーダンス：75Ω
• 信号レベル：800mV ±10%

出力

• 出力数：64
• コネクタタイプ：HD-BNC
• インピーダンス：75Ω
• 信号レベル：800mV ±10%

QSFP / SFP

• コネクタ：4× QSFP-DD、4× QSFP28
• 電圧：3.3V
• 消費電力：QSFP-DDあたり最大6.5W
• QSFP28あたり最大3.5W
• SFP数：2

ゲンロック入力

• 種類：NTSC／PALカラーブラック
• レベル：1Vp-p（標準値）
• コネクタ：PREFEX-FR Genlock、入力BNC

管理制御

• コネクタ数：4
• コネクタタイプ：RJ-45

環境条件

• 動作温度：0～25° C
• 冷却方式：前面および背面ファンを搭載（前面から側面へ排気）

物理仕様

• フォームファクタ：1RU
• 寸法：高さ45mm × 幅483mm × 奥行648 mm

電源

• 電源ユニット数：2
• 入力電圧：90～240V AC
• （自動切替）、50／60Hz
• 最大動作電流：220V AC時 7A（各PSUあたり）
• 最大消費電力：550W
• コネクタ：IEC 60320 C13
• 電源ケーブル：NEMA 6-20P、
• 長さ6フィート

適合規格

対応メディア標準：

• AMWA NMOS IS-04 v1.3
• AMWA NMOS IS-05 v1.1
• AMWA NMOS BCP-002-01 v1.0

関連リンク

• evertz PREFEX製品サイト